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「デキる上司は休暇が長い」
小松俊明 著 (あさ出版)

2004年02月27日

河津桜を見に行こう

僕は、昨年の夏、伊豆南部に位置する河津という街に行ってきた。後ろには山があり、前には海があるという、絶好の宿に泊まった。目的は、山でざくざく取れるというカブトムシとクワガタの捕獲、そして海で磯遊びをしようというものだった。

ところで河津といえば、ここ最近、2,3年くらいだろうか、2月から3月上旬に咲く河津桜で全国的に有名になった。今年は、今ほぼ満開になったという現地情報を、今日入手した。

「よし、行くぞ!」すばらしい河津桜をこの目で見に行きたい、そんな情熱がわきあがってきた。思い立ったら、即行動だ。河津桜を見た感想は、いずれまた、日記で報告したい。

ちなみに河津桜を見たことがない方、ソメイヨシノよりももう少しピンクが強く、鮮やかな花をつけるのが河津桜の特徴である。先週の朝日新聞の夕刊の一面に、7分咲きくらいの河津桜の写真が掲載されていた。興味のある方は探してみて欲しい。

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2004年02月22日

森永卓郎さん

森永卓郎さんと最近お会いした。売れっ子の経済アナリストである。テレビ朝日のニュースステーションで、久米宏の横でいつもニコニコ笑いながら日本経済のコメントをしている人である。特に、小泉首相と竹中大臣の批判をさせたら、この人の右に出るものはいないというほど、森永卓郎さんの論調はわかりやすい。

森永さんは、昨年年収300万円という流行語を作った張本人で、そのため雑誌の企画では、年収300万円VS年収1000万円という対立軸で、よく取材記事が組まれた。僕は去年は何度も、その企画記事の誌面で森永さんと一緒になった。年収1000万円という言葉は、さすがに流行語にはならなかったが。

森永卓郎さんは、飾り気のない人である。稼いでいるだろうが、あまり高そうなスーツや靴を履いてはいない。そうしたものには関心がない人なのだろう。車もカローラでいいと言っていた。少し疲れ気味なのか、顔色があまりよくなかったのが気になった。しかし、さすが売れっ子だけあり、話をはじめたら、その話はとても面白く、サービス精神にあふれていた。小泉首相と竹中大臣の批判で、予定していた講演の時間はアッという間に終わってしまった。質疑応答の時間も、途中で質問を打ち切らなければならないほど、盛況であった。

今回の講演会が実現したのは、知り合いの記者の方の紹介のおかげであった。僕は外資系の人事部長の会のメンバーになっているが、今年は毎月の定例会に招待する講師の方を僕が選択することにしている。そのため、僕が会いたいと思う人を呼ぶことができるのである。これは役得である。

森永さんとは講演が始まる前に、隣の席で食事を一緒にとった。テレビで見るよりは、少し元気がない印象ではあったが、おそらく睡眠不足なんだろうと思った。「外資系企業の人事部長が70人以上も集まった場で、米国批判を繰り広げてごめんなさい」と、最後にポロリと言っていた森永さんが印象に残っている。

森永さんには、お忙しいところ面白い話を聞かせて頂き、大変感謝している。今年は、もう年収300万円という言葉ははやらないだろうが、僕は森永さんの小泉・竹中批判をもっと聞きたいと思った。難しい話を簡単にわかりやすく、そして少し毒を盛り込んで話す森永さんのスタイルは、今年も絶好調であろう。

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2004年02月17日

上海4日間の冒険 「中国の歌」編

2月10-13日、7歳の息子と二人で上海に「冒険」してきた。父と子で正面から向き合うことができた。いろいろと話し合ったけれど、大きな収穫は、お互いに相手を気遣うという気持ちがより高まったことだった。つまり、相手の気持ちを察するということの大切さを、息子と話をすることができたように思うのだ。まだ小さな子供なので、どこまで覚えていてくれるかは、これからのフォローが大切になるが。

Fuxing Parkという大きな公園が市内にあるのだけれど、僕たち二人にとって、この場所が一番印象が強かったので、今回はその話をしたい。

朝9時半ころ、その公園に着いた僕たちが最初に目にしたのは、約30人くらいの集団が一人の指揮者、そして2台のアコーディオンに合わせて合唱している姿であった。平均年齢は50歳を超えているグループで、皆立ったまま、気持ちよさそうに声を合わせて歌っている。歌詞が手書きの模造紙にびっちりとかきこまれ前方に張られているが、その歌詞を見ている人はほとんどいない。誰もがよく知っている歌のようだ。指揮をしているおじさんが、たまに指揮棒を止めて、グループに歌い方の指導をしている。とても和やかな雰囲気で、笑いに包まれている。僕と息子は、そっとそのグループの輪の中に入ってみた。歌は歌えないが、息子には、ハミングをするように言った。しばらくするとその指揮者が僕たちに気がついた。当然英語などわかるはずもなく、一方的に中国語で話しかけてくる。よくわからないという顔をしていると、その指揮者はグループの皆に僕たちの話をして、けっこう笑いを取っている。何を話しているのだろう?おばさんたちは、こちらを見て結構腹を抱えて笑っている。その識者は、結構笑いのセンスがある人物であるようだった。そんなやり取りを1分くらいすると、指揮者は再度指揮棒を振り上げた。そのときである。グループ全体がハミングを始めたのだ。そして識者は、僕たちに向かって、指揮棒を上下させながら、しきりにそれに従うように促すのだ。僕と息子は、とてもうれしい気持ちになり、一緒になって大きな声で、ハミングの輪に加わった。3番くらいまで歌っている間に、その歌は僕にとっても息子にとっても、自分たちのものになった。

「中国の歌」として、それ以来、子の歌は息子の鼻歌として日本に持ち帰った。ちょっと歌のフレースが、息子のオリジナルに変わってきているようであるが、中国旅行の大きな収穫になったことは言うまでもない。

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2004年02月08日

上海旅行の準備

7歳の息子と二人で上海に旅行することにした。これまでも二人で週末はよく行動してきたが、今回は、二人だけで海外に行く。家族旅行もいいが、僕は息子と二人きりで向き合うのが大切だと思っている。中国大陸は、香港などを除くと、僕にとっても今回がはじめてである。今からとても楽しみだ。

上海には僕の会社のオフィスがあり、顔を出すつもりだ。子連れで遊びに
行くことに上海オフィスは不思議と沸きあがっている。外資系のオフィスなら
ではのオープンさなのかもしれない。

他にも僕の友人夫婦が上海に住んでいる。台湾の中国人女性と、そのだんなさん(中国系マレーシア人)である。久しぶりに上海で再開するつもりだ。この夫婦、二人とも中国人だが、大陸の出身じゃないのに今、上海にいる。面白いものだ。その前は日本にいたのだから、二人が仲がよい理由は、お互いの祖国から離れているところに秘密があるのかもしれない。国際結婚のお手本といえる。

上海は寒そうだ。今日、僕は息子と一緒に厚手のセーターを買いに行った。もう春物ばかりが目立つ店頭で、厚手のセーターは冬のセール品の売れ残りのような位置づけなのだろうか、店の隅のほうにたたんでおいてあった。安い買い物になって、少し得な気がした。

また上海から帰ってきたら、その旅の様子を報告したいと思う。息子も成長するだろうが、僕もこの旅で何かをつかんで帰ってきたいものだ。

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2004年02月07日

読者の皆さんと懇親会

僕の本やホームページの読者の方々と、懇親会を持った。僕の発信するメッセージに関心を持ってくれている人たちだから、僕と相性がいいことは言うまでもない。楽しく有意義な時間であった。集まってくださった皆さんに心から感謝している。これからもどうぞよろしく。

僕の近著、「役に立つMBA役に立たないMBA」(阪急コミュニケーションズ) が好調らしい。うれしい限りだけれど、いろいろな感想を読者の方から頂いて、反省点もみえてきた。なかなか完璧なものはできないものだ。しかし、どんなときにも、前向きな人、好意的な人、愛情のある人がいるもので、そうした方々からの賞賛、そしてご批評、とても参考になり、頭が下がる思いがする。

しかし人間の社会は複雑である。世の中には、足を引っ張ろうとする人や、 悪意に満ちた人、ひがみ、ねたみ、やっかみという感情を抑えきれない人が いる。人間にはエゴの強い人も多い。人の成功や幸せを放置しておけず、 相手を傷つけようと見境なしに行動する人だ。特に高学歴な人の中には、そうした人がいる。

今回MBA本をはじめて書いた。MBAは高学歴の一つであるが、僕はMBAを否定するつもりはなく、本当にしっかりと読んでくれた方ならお気づきだろうが、MBA取得者への応援本である。しかし、おそらく内容を斜めに見て、痛烈に批判する書評が、アマゾンのサイトに掲載された。(関心のある方は、ご覧になってみて欲しい。)

このことを、早速、好意的な読者の方からご指摘を頂いた。「気にしないでください」という温かいメッセージがついていた。読者の存在は、本当にありがたいものである。本なんか出すと、痛烈に批判されることがあり、一人の人間として、やはり個人攻撃されるとへこむが、 いつもこうして、他の人から思いがけず、救われる。見ている人はちゃんと見てくれている、これが人間社会のいいところだ。

アマゾンの書評には、匿名で、好き放題書かれてしまうが、今回あえて、その批評の一つに僕が反応したのは、その書評の最後に悲しいコメントが記載されていたからだ。この書評によると、僕の本は、「おやじの根拠なき独りよがりの主張レベルで終始してしまっている」らしい。そんなに敵意を丸出しにしなくてもいいのに、と思うが、おそらくどこかのMBA関連の本を出している人か、MBA取得者で、僕の本をとても後ろ向きに読んでしまったのだろう。その書評を書いた人のほかの書評を見ると、ほとんどある特定の会社発行の本を絶賛している。

本を書くということは、こうした不幸な読者をつくることもあるので、僕は作り手として気をつけなければと思った。批判や批評は、本来ありがたいものだ。しかし、「おやじの根拠なき独りよがりの主張レベル」というコメントには、人間の業の深さ、情けなさを感じてしまった。

まあ、いいか。昨晩は、やる気があって将来のある読者の若者たちと楽しい懇親会があったし。こんなときは、僕の好きな河島英五の歌でも聞くか。前向きな読者の皆さん、僕の十八番をご紹介します。 では!

野風僧
作詞: 伊奈 二朗 / 作曲: 山本寛之

お前が二十歳になったら 酒場で二人で飲みたいものだ
ぶっかき氷に焼酎入れて つまみはスルメかエイのひれ

お前が二十歳になったら 思い出話で飲みたいものだ
したたか飲んでダミ声あげて お前の二十歳を祝うのさ

いいか男は 生意気ぐらいがちょうどいい
いいか男は 大きな夢を持て
野風僧 野風僧 男は夢を持て! 

お前が二十歳になったら 女の話で飲みたいものだ
惚れて振られた昔のことを 思い出しては苦笑い

お前が二十歳になったら 旅に出るのもいいじゃないか
旅立つ朝は冷酒干して お前の門出を祝うのさ

いいか男は 生意気ぐらいがちょうどいい
いいか男は 大きな夢を持て
野風僧 野風僧 男は夢を持て!
野風僧 野風僧 男は夢を持て!

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2004年02月05日

時代おくれの男になりたい

皆さんは河島英五(かわしまえいご)という男をご存知だろうか。
彼は僕の心の師匠である。それではなんだかわからないだろうから、もう少しちゃんと説明すると、彼は歌手である。しかし残念ながら、もうこの世にはいない。2001年4月、病気のため亡くなってしまった。

歌手といっても、その辺の歌手とは違う。世界観が違う。テクニックで歌うのではない。心で歌う歌手だった。代表曲は、「野風僧」、「酒と泪と男と女」、「旅的途上」、そして「時代おくれ」などがある。

僕は尾崎豊のファンでもあるのだけど、彼も既にこの世にいない。
どうして僕が慕う歌手は短命なのだろう。

河島英五にせよ、尾崎豊にしろ、人間としてのやさしさが歌に表現されていた。男の生き様を、彼らが死んだ後も僕は学ばされることになるとは。

今日は、河島英五を知らない人のために、僕から「時代おくれ」という彼の代表曲を紹介しよう。どうぞ心して、歌詞を読んでみて欲しい。

そしてもし興味を持ったら、その後アマゾンで河島英五を検索して彼のアルバムを買って欲しい。3500円がとても安く感じる。お勧めは、彼が亡くなる直前に行ったラストライブの収録版。 河島英五のトークもすばらしい。 アルバム名は、「河島英五 LAST LIVE -今日は本当にありがとう- 」。河島英五の言うように、僕は時代おくれの男になりたい。

時代おくれ
作詞: 阿久 悠 / 作曲: 森田公一

一日に杯の酒を飲み 肴は特にこだわらず 
マイクが来たなら 微笑んで 十八番を一つ 歌うだけ

妻には涙を見せないで 子供に愚痴を聞かせずに
男の嘆きはほろ酔いで 酒場の隅に置いて行く

目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい

不器用だけど しらけずに 純粋だけど 野暮じゃなく
上手なお酒を飲みながら 一年一度 酔っ払う

昔のともには やさしくて 変わらぬ友と信じ込み
あれこれ仕事もあるくせに 自分のことは後にする

ねたまぬように あせらぬように 飾った世界に流されず
好きな誰かを思いつづける 時代おくれの男になりたい

目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい

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