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心動かす交渉術
小松俊明 著
(ナナブックス)

2004年11月28日

他人から評価されることがすべて

「自分の実力とは結局、他人の評価である」転職の現場にいる僕にとって、この言葉ほど説得力のある言葉はない。力がある人、性格がいい人であっても、それが採用企業から評価されなければ、努力が実らないということだ。

でも待てよ、実力があれば、他人の評価に振り回されないのでは、という意見もあるだろう。その通りである。評価する基準が変われば、能力の評価が変わるのは当然だ。そう、実力ではなく、「能力」である。つまり、実力があるかどうかというのは、評価する人の評価基準しだいで変わる。

1分間にタイプできる文字数のように、客観的な数字を比較することで、実力をはかれるようなものがあるが、これも文字数が多いほどいいという評価基準で見ているのであって、タイプミスがどれくらいあるかという評価基準に変えて、ミスタイプ率の比較をしたら、実力の評価は変わるに違いない。

「自分の実力とは結局、他人の評価である」これを肝に銘じたい。

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2004年11月25日

反省力

世の中には、「--力」というネーミングの本があふれかえっている。問題解決力、交渉力、集中力、思考力、なんでもありである。

そんな中で、【反省力】というネーミングの本をぼくはまだ見たことがない。ぼくはこのテーマで一冊、本を書く自信がある。どこかの出版社の編集者の方で、興味を持つ方はいないだろうか(笑)。

反省力とは、文字通り、反省する力のことだ。反省するためには、人の話に耳を傾けなければならない。謙虚さや向上心も必要である。何がいけなかったのか、自らの言動を振り返るだけの知性も必要になる。

反省力が足りない人の多くは、生意気な人、エゴが強い人、自己顕示欲や独占欲が強い人が多い。そうした人は、失敗から学ぶことができない。

反省しなければならないような失敗をしないことに越したことはないのだが、意図していなかったことで、相手に誤解を与えたり、迷惑な思いをさせてしまうことがある。そうした時に、自らを戒めることができる人、そうした人は必ず伸びる。相手を責めるのではなく、自分を責めることができる人は、勇気がある人でもある。

反省するような状況を避けることが一番だが、もし万が一、反省するようなことをおかしたときは、自分の非をいさぎよく受け入れ、信頼回復のために全力を注ぐことが大切だ。雨降って地固まるという言葉もある。反省した後の行動は注目されており、そのときのがんばりのお陰で、失敗をする以前より、より信頼感が増す結果になれば、失敗も、そして反省も、それらは人生経験のひとつになる。

【反省力】のある人は、見込みがある。

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キャリアの入り口と出口

MBAカウンセラーの方とであった。その道で長年の実績があるベテランの方だ。あった最初から、相性がいいことに気がついた。彼の観察眼にぼくは共感できたのだ。

これからの人生を考えたときに、MBAにチャレンジをしたいと思う人たちがいる。そんなときに、MBAカウンセラーは、夢の実現のお手伝いをする。ただそれだけにとどまらない。MBAをとりに行くことは、単にきっかけに過ぎず、いわば取得後のプランを思い描くことが大切なのだ。MBAとは、自己投資なのだから、投資に見合う成果をイメージすることが大切なのだ。

キャリアの入り口といってもいいかもしれない。MBA取得を契機にキャリアチェンジをしたいという若者がいてもいいだろう。ただし、30代を超えた人が、キャリアチェンジをしたいと考えても、ちょっと遅いかなという感もある。

何をしたいのかわからないので、とりあえず、高学歴志向、そして英語の習得という意味でMBAを目指す人も意外に多いという。ただし果たしてそれでいいのだろうか。

キャリアの出口戦略をイメージすることが大切である。MBAが今、必要なのか、それとも必要なのは転職なのか。

キャリアの入り口があれば、当然出口もある。前向きに考えること、何事もトライしてみることに無駄はないが、機械損失についても考える必要はある。つまり、これをやる代わりにほかに何かデキるのではないかという発想である。

MBAがすべてではない。ただしMBAが人生を変えてくれることもある。MBAカウンセラーの方と話をしてみて、ぼくはとても勉強になった。

僕はコンサルタントであるが、カウンセラー的なコンサルタントでありたいと感じた。

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2004年11月21日

僕の思い描く将来

僕は現在37歳。小学生の卒業アルバムに書く【将来なりたいもの】ではないが、大人バージョンで【僕の思い描く将来】をここに書いてみたいと思う。

【僕の思い描く将来】

近い将来、ぼくは1年のうち、3ヶ月くらいは日本にいない生活をしている。残りの9ヶ月は日本にいる。子供達は日本をベースに生活するが、積極的に海外の研修・教育プログラムに参加させる。息子はテニス、娘はソフトボールをしてくれると嬉しい。子供達とは、親子2人旅を毎年実施する。妻とは年に一回、2人だけで2週間くらいの海外旅行をする。

執筆、およびメディアの活動は、積極的に行う。年間、6冊くらいの本を書く。年に1冊くらいは、ベストセラーを出す。自分がホストをするラジオ番組を週に1-2本持ち、リスナーと距離の近い番組を作る。雑誌の取材はビジネス雑誌以外にも、女性誌にもたまに寄稿する。本も、ビジネスネタ以外に、恋愛本なども書く。生涯の間に、最低でも100冊は本を書きたい。

本業は、外資系を中心としたヘッドハンター。

仕事をする目的は、何かを社会に残すこと。僕は個人的には、子供たちの救済のために役立つためにお金を使いたい。たとえば海外の発展途上国に学校を建てたり、国内外の孤児院などに物資を寄付したい。海外へボランティア活動もしたい。

仕事をするにあたって、以下の5つを心がける。

1)会社のイメージを大切にする。会社の一員であることに誇りを持てる職場で働きたい。

2)皆で一緒に幸せになる。それを実現するための仕組みを会社の中で制度化したい。

3)儲かる仕組みを考え、その分野では絶対に負けないチームを作る。変化に対応するスピードと勇気を備えもつ。

4)コスト削減を徹底する。削減したお金を社会貢献に使う。無駄なお金を絶対に使わない。

5)人生の操縦席に座っている実感を誰もが持つ。自分のやることに責任を持つ。会社や人のせいにしないカルチャーを作る。

外資系企業の欧米人幹部、および日本人ビジネスマンから、ヘッドハンターとして、またベストセラー作家として、認知してもらう存在にぼくはなりたい。また、ぼくに仕事を教えてもらったといってくれる外資系ヘッドハンターの後輩達をたくさん育てたい。

僕は車が好きなので、4WDやスポーツカー、そしてファミリー用の車など、複数を保有したい。今までどおり、あまり時間に追い立てられずに、仕事と創作活動、そして旅行やお気に入りの友人達との夜遊びなどに、バランスをもって時間を配分していきたい。

ヒノキでできた風呂桶のある、和風な要素を持ち、かつ近代的な雰囲気のこじゃれた家に住みたい。素材には木がたくさん使われたデザインになるよう建築家と相談して、いずれは自分の家を建てたい。広いリビングには大きな窓、日当たりのいい家がいい。自宅でダイナミックに映画を見れるような、特別な部屋を作りたい。

心身ともに健康に保ち、知らない世界、見たことのない世界に飛び込んでいきたい。どんなに豊かになっても、人の気持ちがわかる人間でありたい。

いつの日か、穏やかな気持ちで、自分の人生を振り返りながら、大切な人に惜しまれながら、この人生に幕を閉じたい。自分が書きしるした多くの著書と一緒に永遠の眠りにつきたい。

今日、ここに書き記したことを、一つ一つ実現していきたい。
 

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