会社のポリティックスとどう向き合うか
人が集まるところにポリティックスは存在する。大学時代、ボクは政治権力論を専攻したけど、確かそんなことを授業で聞いた覚えがある。そう、ここでいうポリティックスとは、利害が複雑に絡む人たちが、自分に有利に話を進めるように、いわば権力闘争をすることをさしている。
どこの会社にも、ある程度のポリティックスが存在する。管理職は非管理職よりも、はるかにポリティックスに直面するのが一般的である。
社長や幹部が変わったとき、新しい社員が入社したときなどにも、ポリティックスは起きやすい。
基本的に、ポリティックスは戦わなければいけないと僕は考えている。戦わずしていると、負けることになり、自分はその場にとどまることができない。
では必ずポリティックスは勝たなければならないのだろうか。そうでもないというのが、僕の考え方である。ポリティックスは利害関係の対立から生まれるのだから、状況しだいでは、時間とともにポリティックスは少なくなる場合もある。
僕の仕事は、非常にポリティックスが多い仕事である。外資系はそもそもポリティックスが多い。意外だろうか。強いリーダーシップが、トップダウンで実行される環境がゆえに、ポリティックスが生まれやすいともいえる。
これがゆえにストレスが多い仕事でもある。他人に責任を転嫁している余裕はない。自分が、ポリティッ
クスを戦い、そして負けないことが大切である。結局は、力と力との勝負なのだ。ビジネスとはそういうものだ。自分の力が備わっていれば、ポリティックスも負けないで乗り切ることができる。
そういうボクも、ときにポリティクスには疲れ果てて、負けそうになるときがある。ただし、自分の尊厳と、そして自分を支えてくれる友人や家族を思い出し、勇気を振り絞るのだ。
ポリティクスなんかに負けてたまるか。
