なぜ今になって「松塾」を開講するのか
以下のような質問を受けた。なかなか面白い質問であったため、この場を借りてゼミ員の皆さんや、その他のHP訪問者の皆さんに、僕の真意をお伝えしたいと思う。しばし、お付き合い願いたい。
総じて受けた質問をまとめると以下のようになる。
「なぜ今になって【松塾】を開講するのか」
その質問の項目はいくつかあったため、それぞれ分類して答えたい。
Q1:なぜ今になって「ヘッドハンター塾」なのか。マツラボが始まった2004年の時点でなぜ始めなかったのか。
A:マツラボは、人材ビジネスに従事するビジネスパーソンに限定するのではなく、広くキャリアに関心のある社会人の集まりとして育って欲しいと考えている。結果として人材ビジネスに従事する人が多くなるのは自然であるが(僕の仕事柄、もしくは僕の書籍に人材系のものが多いため)、これからも人材ビジネス以外のゼミ員が増えていくことが予想される。1年がたって、コアとなるゼミ員も増え、ゼミ員同士の交流も高まり、ゼミ活動も活発化した。人材ビジネスに従事するゼミ員と人材ビジネス以外のゼミ員のバランスもよくなってきた。ヘッドハンター塾は、あくまでマツラボの数あるゼミ活動の中のひとつという位置づけでMBC、MAC,MJQ,MRCと同じように、積極的なゼミ活動としたい。
Q2:結果として競合する会社のヘッドハンターを指導した結果、力のあるヘッドハンターを世に増やすことにならないか。これはマツの働く会社やマツ自身にとっても、ビジネス上のマイナスにならないのか。
A:力のあるヘッドハンターが世の中に増えることは、ヘッドハンターという職業の活性化につながる。少なくても現状は、残念ながら、まだ力のあるヘッドハンターが少ない。始めたはいいが、短い期間でヘッドハンターを辞める人もあとをたたない。それはヘッドハンターという仕事のやりがいを発見できる前に、多くの人がギブアップしているということ。ビジネスチャンスとしては、いまだに需要のほうが供給よりも多い。競争状況は厳しいものの、高いレベルでは、まだまだ一部のヘッドハンターが独占的に仕事をしている。売り上げを上げることは、ヘッドハンターなら誰でもできる。売り上げを上げることは第一歩であり、それからの道のりが長い。松塾が目指すのは、多くのヘッドハンターが容易に到達して立ち止まるレベルではなく、そのもっと先にあると考えたい。
Q3:なぜボランティアでこのような塾をマツはやろうというのか。マツにとって、何かメリットはあるのか。
A:人材ビジネスというのは、人の人生と関わる以上、色々なケースがあり、学ぶことは数限りなくある。向上心の高いヘッドハンターたちと仲間として継続的に技術を磨いていくことは、マツ自身にとっても貴重な学びの機会になる。マツの経験やノウハウを伝えることもあるが、逆にマツが学ぶこともはかりしれない。松塾は塾生のために存在するだけでなく、当然ながら塾長のマツも、この場から多くの学びを得るつもり。よって、お互いに助け合いの精神が大切になる。そうした健全な動機を持つ人のみに参加してほしい。それがゆえに、無料の塾なのである。
以上であるが、僕の真意をわかっていただけただろうか。もし他にも質問がある人がいたら、気軽に連絡してきて欲しい。
2005年7月より、10名の第一期生のヘッドハンター達とともに、上級ヘッドハンターを目指す【松塾】はスタートする。第二期生も近日中に募集するので、興味のある人はぜひ参加してみて欲しい。
尚、これとは別に人事系(人材系ではなく)の仕事をしている方にも、面白い交流の場を提案する予定である。楽しみにしていて欲しい。
