専門性を売りにしよう
専門性を持つと誰しも幸せ(楽・・ラク)になる。そう断言できる、と思う。ただし専門性といってもビビることもない。ここで僕がいう専門性とは、必ずしも「誰にも負けないスキル」であることを意味してはいないからだ。実際、世の中で言うところのたいていの専門性は、それほど専門的ではない。常に上には上がいて、えらぶった専門家や、ちょっとした専門知識の上にあぐらをかいている人などは、その上をいく人から見れば、情けないほど非力である。
何がいいたいかというと、専門性というのは、自分が継続して取り組んだ結果、人にアドバイスしたり、頼りにされるだけの知識と経験をさすのであって、どんな人でも、身につけることができる。そのコツはたった一つ。自分が得意なこと、そして同時に好きなこと(これが大切!)を選ぶことだ。そうすれば、その専門性は、他人から愛される対象となるし、ぼくら自身も好意的に人から受け入れてもらえるようになるのではないか。
専門性がわかりやすい人であればあるほど、物事がうまく回転するようになる。たとえば、僕の身の周りにいる人のうち、【サルサ】という言葉から連想される人は二人しかいない。特にその二人は【サルサ】で飯を食っている人ではない。ただ、サルサ・バーに遊びに行くという話を聞いたり、もう一人の人はあるパーティ-でサルサを踊っている姿がかっこよかっただけである。僕にとって、この二人が語るサルサの話はとてもおもしろく、その印象が先行してお付き合いを始めた。それ以後、その他の話もたくさんするようになったが、いつも親近感をもって接することができる。これは世代を超えて効果を発揮する。
専門性を生かすことは仕事に限ったことではないし、堅苦しいテーマである必要がないのだ。これを自己ブランディングと呼べばそのとおりだし、個性といってもいい。ようは、わかりやすさが大切なのだ。
専門性は自己申告でいい。できれば、長い期間取り組めるものであるとなおさらいいし、今から新しく始めてもいい。仕事においても、プライベートにおいても、継続は力なり、である。
