外資系ヘッドハンターの成功パターンを分析
人材ビジネスといっても、実にその仕事の実態は、さまざまである。派遣、再就職支援、人事コンサルティング、研修、アウトソーシングなどをとりあえず除外して、人材紹介、ヘッドハンティングに絞って、その会社で働く人の名刺を見ると、実に多くのタイトルが並んでいる。たとえば、以下のような具合である。
人材コンサルタント、リクルーター、エグゼクティブリクルーター、キャリアコンサルタント、キャリアアドバイザー、サーチコンサルタント、転職アドバイザー、コンサルタント、、、、、
この中で、外資系のヘッドハンティング会社が好んで使う表現は、コンサルタント、およびエグゼクティブリクルーターである。
ここでは便宜上、「外資系ヘッドハンター」という言葉を使ってみたいが、これも定義しないと、誤解を招く表現であろう。僕が意味する外資系ヘッドハンターとは、「主に外資系企業の採用を担当するヘッドハンター」を指す。所属する人材紹介会社が、日本の会社、もしくは外資系の会社であろうが、ここではあまりモンダイではない。
さて本題に入ろう。今日は、外資系ヘッドハンターの成功パターンを分析してみたい。
以下に書く要素が、外資系ヘッドハンターとして、長期的に成功するために絶対に必要な要件である。(と、ちなみにぼくは考えている。)上の方に記載されていることが得意であればあるほど、他社のヘッドハンターと差がつけやすい。つまり、上の方に記載されているものほど、得意なヘッドハンターが少ないという現状があるということだ。
1)外国人と付き合うことが得意であること
2)英語で高度なコミュニケーションが取れること
3)より給料の高い求人を仕入れ、その仕事に集中すること
4)自分が取り組む求人の領域(業界・職種)が絞れていること
5)Workloadが高いこと(残業のススメではなく、仕事のボリュームを増やす)
6)目標を高く持ち、売り上げに対して強い執着心があること
7)精神的に成熟し、感情にムラがないこと
8)いいモノを瞬時に見極めるセンスがあること
9)仕事のスピードが早く、性格的に粘り強いこと
10)サービスがいいこと
以上である。
1)- 5)は、外資系ヘッドハンターの仕事を途中で挫折しないためには絶対に克服しなければならない条件である。それにもかかわらず、意外なことに、この世界に飛び込んできたヘッドハンター見習いの多くの人は、なぜか、この重大なポイントに気がつかない人が多い。
1)-5)を実現するために、自分の労力、時間のすべてを投資して欲しいものだ。これをしなければ、外資系ヘッドハンターを目指す人にとっては、実に遠回りしていると僕は断言したい。(外資系をクライアントにしないのならば、1と2は除外できるかもしれない。)
6)-10)は教えられて身につくというよりも、もともとこうした資質を持っている人とそうでない人の2パターンがいるというだけのこと。もし、自らにこうした資質が足りないと感じる人がいるならば、心を入れ替えて、今日から自らの自己変革に取り組んでほしい。本気になれるかどうか、それが差を作る。6)-10)は、備わっている人にとっては、それが当たり前だと思うが、身についていない人が、これから身につけるには、かなりの努力を必要とする。
1)-5)のほうが難しく見えるが、本当に難しいのは、6)-10)なのだ。1)-5)は、僕の言うことを心から信じて取り組めば、いずれ努力した結果が目に見えてくるだろう。英語が苦手な人は、英語のレッスンを始めるべきだ。旅行は英語圏に行き、まとまった休みが取れれば、短期語学留学をしてもいい。
今日のハンター日記は、とても大切なメッセージを書いたつもりだ。興味のある人は、ぜひとも繰り返し読み返してみて欲しい。
これらのことの大切さを理解して、それに取り組む意志のある人は、誰もがいずれ一流の「外資系」ヘッドハンターになれると思う。僕もこれを目指して、日々頑張っている。べつに「外資系」ヘッドハンターだけが、ヘッドハンターではない。ただし、「外資系」ヘッドハンターの世界のほうが、ニッチの世界であり、競争も比較的少ない。また自己投資に対するリターンが格段に大きいとも思う。
後輩たちが、僕に続いてくれることを望んでいる。
