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人材紹介の仕事がよくわかる本
小松俊明 著
(日本実業出版社)

2006年11月26日

守りに入ろうと思うとき

守りに入ろうと思うのは、それは自分ができることのピークをむかえたと感じる瞬間に違いない。まだまだ改善できると思っているときは、上昇そのものを楽しむし、達成感に酔いしれる。一方、そろそろこれがピークだろう、また同じフィールドではこれ以上の上昇が見込めないと悟ったとき、変化していくことで、新しい山を越えていこうとする挑戦意欲に駆り立てられるのに違いない。いわば、自分自身が新しいステップに進んでいくためには、自分の常識を変えていかなければならないということである。 守りに入ろうという気持ちが芽生えるのは、自分の常識を変えていくことに億劫な気持ちになったり、変化そのものが思いつかなかったり、結局、自分の能力の限界を知ったときなのかもしれない。この能力の限界というヤツが厄介な代物だ。 他者評価は決して悪くないのに、意外と自分を卑下しているような性格の人だと、せっかくのチャンスの芽がつまれてしまう。一方、自己評価が甘い人、つまり自信過剰なタイプは、自分の能力の限界にすらなかなか気がつかず、うまくいかない原因を自分以外に置き換えようとするため、成長を止めるか、遅らせることになる。 つまり、自分が成長を続けていくためには、新しい領域を開拓していく必要があるのであって、今、自分ができることだけを続けていくと、いずれそう遠くないうちに、誰もが、自分のピークを見ることになる。そのときこそ、守りに入ろうとして成長を止めてしまう人と、自分の殻を突き抜けて、新しいステージに進んでいく人との分かれ道になるのだと僕は考えている。

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2006年11月22日

「直感」で決断力をUPする!

「決断」とは「決めて断ち切る」と書くように、まずは「決めること」、そして「断ち切ること」の2段階あるから、難しいのだといいます。なかなか決断できないから、現状は不満だらけなのに転職できなかったり、健康に悪い生活習慣を帰ることができなかったりします。 またもうひとつ大事なことがあります。「決断」できたときにのみ、人間は成長するとも言われているからです。つまり、成長するためには、現状を分析して、間違ったことを修正し、足りないことを補い、自分を変えていくために「決断」することが必要だというのです。 では、どうしたら「決断」できるようになるのでしょうか。 将棋の世界に生きる棋士たちは、指し手を決断するために、非凡な記憶力で過去のデータの検証をしているそうです。つまり、できる棋士ほど、過去の失敗から学んでおり、それを短時間の勝負の際に思い起こし、失敗を避けるように次の指し手を決めるそうです。つまり経験はそれなりに役に立つようです。 一方、過去のデータの検証は記憶力に優れた多くの棋士がやっていること。ではどうやって、頭ひとつ飛びぬけ手勝負に勝てるようになるか、そこが大切です。ここで言われていることが、「直観力」です。つまり、それは「あてずっぽう」ではなく、集中力が高まったときに無意識でうまれる直感のことです。認知科学や人工知能の研究が深まるにつれて、人間の知能は単なる記憶のデータベースや、それに基づくルールでは説明できないことが証明されるようになりました。つまり、「直感」の存在が、学問の世界でも認知されているということのようです。 では「直感」はどうやって磨くことができるのでしょうか。 教訓としてよく言われていることですが、勝因、敗因を徹底的に検証することを日々、繰り返すことが、直観力を高めるトレーニングになるのではないでしょうか。こんな正論を言うと、「人間には感情があって、それが学びの邪魔をしている」という指摘が聞こえてきそうです。そう、僕はその指摘こそが、注目すべきポイントだと思うのです。人の話に耳を傾けることがデキない人や、自分の失敗から学べない人の多くは、抑えることのできない自らの感情のお陰なのです。 劣等感、ジェラシー、その他もろもろの感情が人間の成長を止めています。その結果、成功の大きな要因である「直観力」を育てることが出来ず、結果として大切な「決断」ができないから成長しないのではないでしょうか。 僕はこの悪循環から逃れるためには、「バランス感覚」が鍵ではないかと思っています。またの機会に「バランス感覚」について、私見をのべたいと思います。

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2006年11月03日

新・健康の定義

人生において一番大切なことは「健康であること」。これって当たり前!かと思っていたら、そうでもないらしい。いや、確かに誰にたいしても、もし次のような質問をしたならば、ほとんどの人が「YES」と答えるだろう。 「健康は大切ですか」 それにもかかわらず、どうして僕がこんな問答を投げかけているかというと、「健康であること」が大事だと認めていても、大半の人は、「健康である」ための行動を優先していないからだ。とても不思議なことだけれども、これが、世の中の現実のようである。 ・健康にすごーく悪いとわかっていても、いまだにタバコをやめない人がいる。 ・適度な運動をしないと体に悪いとわかっているのに、いまだに運動を始めない人がいる ・油っぽいものや、味が濃すぎるものは体に悪いとわかっていても、そうした食べ物を好む人がいる ・ストレスは体に悪いとわかっていても、遅い時間まで毎日残業している人がいる ・お酒の飲みすぎは体に悪いことがわかっているのに、飲みすぎる人がたくさんいる 数え上げだしたらきりがない。 つまり、「健康でありたい」というにもかかわらず、健康になるためのアクションとはまったく逆の行動を取り続ける人が、世の中には多いのである。 僕も、上であげた行動の中のいくつかが自分に当てはまっていた。あるとき、ふと気がついた。なんで自分はこんなことを続けているのだろうと。そこでひとつ、ある考えにいたった。 健康であること=病気でないこと このように誤解していたような気がしたのだ。そう、病気でないことが健康なのだとしたら、いつの日か医者に「あなたは糖尿病だ」とでも言われない限り、それまで病気に向かってまっしぐら、僕は上のような行動を続けていくのだろう、そう思ったのだ。 つまり 健康であること=病気でないこと この考え方を捨てることから僕は始めることにしたのだ。そうしたら、自分の生活が変わり、体質まで変わりだした。体重は適性体重になり、体型も変わり、寝起きも良くなり、足が軽くなった。酒豪で鳴らしていたのに、お酒をあまり飲めなくなってきた。 健康=自分がやりたいことをすべて実現するためのエネルギー このように定義を変えてみた。つまり、健康であることは、自分が限られた人生でやってみたいことをデキる限りたくさん実現していくためのエネルギーを蓄えていくことなんだと思えるようになった。こう考えるようになったときから、自分の人生観に変化が見えるようになった。 健康でありたい、本当にそう思うようになった。健康であるために大切な行動を取ろう、それを最優先しよう、そう思うようになったということだ。 人生の後半を病院で過ごすことがないように、僕は健康であることを最優先してこれから生きていきたい、そんな思いでいる。 もしこの話に共感してくれる人がいるならば、ぜひ、その方にも、健康のために必要な行動を最優先することをおススメしたい。
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