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「デキる上司は休暇が長い」
小松俊明 著 (あさ出版)

2006年12月26日

これからの10年

40歳を目前にして、はじめてこれからの10年間というまとまった時間を意識するようになった。これまでは来年どうしようか、もしくはこれからの3年で何を実現したいかなどというスパンで物事を考えていた。ただ今回ばかりはこれまでと明らかに違うのだ。自分でも不思議な感じがする。 なぜか考えてみた。最近、いつも残された時間というものを意識することが多い。これが原因ではないかと思う。今年はこれまで頼りにしていた健康自慢の父が68歳の若さで亡くなった。確かにこのインパクトは大きかった。父が亡くなった年齢まで後、28年間しかないのか、そう思ったとき、色々な数字が頭をよぎった。下の娘が大学を卒業するまで後、18年間。子育てを卒業してから、夫婦二人に残される時間はたったの10年間かもしれない、こう思ったとき、自分には時間がないのかもしれないと思うようになったのだ。 もちろん68歳で人生の幕を閉じないかもしれない。80歳、90歳まで生きることができるかもしれない。ただどちらかというと、のんびりやの僕の妻なら80歳は軽く生きれそうな気がするが、先を行き急いでいる感が否めない僕の場合、やはり68歳を前提に人生を刈り取る計画を立てるのが無難な気がしてならない。 今を大切に生きることがまずは先決である。その上で、僕はこれからの10年間に、その次の20年間の人生の大きなアウトラインを書けるようになっていたいと思っている。そのためには、力を蓄えてきた30代の跳躍力を信じて、40代の10年間は、戦略的な動きをしてみたいと思っている。 人生って長いようで短いものではないだろうか。

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2006年12月10日

気持ちをあわせること                         b

ヘッドハンター仲間たち10名(外資・日系あわせて4社)で、恒例の箱根神社おまいりに行った。雨のふる中、忙しい仲間達が一堂に集まり、箱根神社で祈祷をしてもらい、その後、芦ノ湖の湖畔でわかさぎ定食等をつまみ、最後は温泉につかるという、ぜいたくな日帰り旅行だ。 毎年、なぜわざわざ時間とお金、そして労力をかけてまで、皆が箱根神社に集まるかというと、「気持ちをあわせること」の大切さを実感しているからであると、僕は思っている。 日々の仕事をしていると、自分のペースで、思うがままに突っ走ってしまうものだ。言うまでもなく努力することは大切だし、人に依存しすぎることなく、わが道を信じてまい進することは、仕事のプロを目指すものとして当然だと思う。 ただし、一人で頑張っていると、時に方向性を失ったり、堂々巡りに陥ったり、また精神的に追い込まれたり、必要以上に落ち込んだりもするものである。そんなとき、志を同じくする仲間達の存在は大きい。仲間達の存在に支えられ、そして自分も仲間達を支えることのもつ意味は大きいのだ。 箱根神社の場合、祈祷に納めるお金が1万円を境に、もらうお札が一回り大きくなる。(一番大きいお札になるのは、5万円以上。)毎年一人1000円を払っていたので、昨年は、参加者が若干10名をきっていたために、小さなお札だった。今年は10名になったので、1万円の大きなお札になった。なんとなく、一回り自分達も大きく成長したような気分になった。 「気持ちをあわせること」、このことの大切さは疑いようもないと、再認識した一日だった。

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2006年12月03日

エンジンと車輪がつながらない

戦略会議というヤツに出席した。米国の会社というのは、戦略をたてるための議論にかなりの情熱と時間を注ごうとする。賢い視点、ロジカルな展開、そして明確な結論を導けたら、まるでジムで汗を流した後のように、それまで議論を交わしたグループ全体が、一種の爽快感に包まれる。このこと事態は嫌いではない。 ただし・・・である。 戦略というのは、確かに大切であり、戦略なしで突っ走っても、成果が出ないということに疑いの余地はない。ただし、戦略というのは体で言えば脳のようなもので、車で言えばエンジンのようなものである。実際の行動を起こし、よい成果を導くためには、脳の指令によって手足が器用に動かなければならない。同じように、エンジンの動力は車輪に伝わらなければ、車は道を走らない。 戦略をたてることがむなしい試みにならないようにするためには、やはり「現場」を動かすための「何か」が必要であり、エンジンと車輪の間を結ぶものについて注目することが大切である。
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