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「デキる上司は休暇が長い」
小松俊明 著 (あさ出版)

2008年08月27日

【店頭販売開始】 ⇒ デキる上司は休暇が長い

新刊「デキる上司は休暇が長い」が書店に展開を始めました。ブックエキスプレス大宮店での展開写真をご参考までにご覧下さい。すでに購入して読んでくださった方々、どうもありがとうございました。また編集や販売の関係者の皆様にも、重ねて御礼を申し上げます。 小松俊明

 

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2008年08月25日

親しい仲間から、松下幸之助さんの有名な言葉を紹介してもらった。これがなかなか最近の自分の心境をよく表してくれているものだったため、ここに紹介したいと思う。ぼくはアントニオ猪木バージョンの「道」も好きだが、松下幸之助さんのも、かなり含蓄がある。

道」 松下幸之助
自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない自分だけしか歩めない、
二度と歩めないかけがえのない道。広いときもある、せまいときもある。
のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もある。なぐさめを求めたくなる時もある。
しかし所詮はこの道しかない。あきらめろというのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくこの道を休まず歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道。自分だけに与えられているかけがえのないこの道。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は少しもひらけない。
道をひらくためには、まず、歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ、遠い道のように思えても、休まず、歩む姿からは、必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。

「道」 アントニオ猪木
人は歩みを止めた時に、そして、
挑戦をあきらめた時に年老いていくのだと思います。
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わずゆけよ
行けばわかるさ
どんなに慎重になっても、
どんなに想像しても、
行動についての結果は、やってみなければわかりません。
でも、結果を恐れて行動しなけれは、なにも生まれてきません。
行動を起こせば、また新たな選択が生まれてきます。
でも、その行動や選択には責任もついてきます。
あなたの行動は多くの人にも影響をあたえます。
言い訳はひとつも通用しません。
それでも歩きましょう。
人生逃げ道なし。

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2008年08月16日

リクルーティングのオプション

「リクルーティング Recruiting」 の現状について、ここにまとめてみたい。
企業が人材を確保するとき、実にさまざまな手法が使われている。必要とする人材の職種、レベル、人数などによって、その手法の中から、より効果的な方法が選ばれている。
企業から見たとき、まず第一に次の2つのポイントから考えるのがわかりやすい。

☆どこまでを自前でやり、何をアウトソースするのか
☆コストはどうか

人材紹介会社を使った中途採用は、
⇒Retained Agencies   : 専属業者を決める必要があり、初期費用が発生
⇒Contingent Agencies : 複数業者への対応が必要であり、初期費用は無し

もちろん、例外的に、重要な採用の場合、上の2つを組み合わせる会社もあり。つまり、Retained Agenciesを指名しながら、複数のContingent Agenciesにも仕事をさせるというスタイルである。詳細は省略するが、初期費用は発生しても、やりようによってはトータルコストは大きくUPしない工夫も考えられる。

アウトソースをもう少し進めると、リクルーティングマネジャーを外部に委託するケースもある。オンサイト、オフサイトの両方のケースがある。人材紹介会社が、自社スタッフを派遣しているケースも多い。

リクルーティングマネジャーの派遣・委託だけではなく、採用機能をすべてアウトソースしようとすると、RPO (Recruting Process Outsourcing)という発想となる。人事部からすると、厄介な採用業務をすべてアウトソースできるわけだが、実態としては、採用の結果がおもわしくない。

もっとも重要な部分は、人材紹介会社にとって、間にこうした業者が入ることで、人材紹介会社のパフォーマンスが落ちていることである。具体的には、企業の人事担当者やHiring Manager(採用する部署の部長さん等)から、生の声をタイムリーに聞けず、プロセスにも遅れが出るため、優秀な候補者を逃すことになることだ。外注先が、採用企業の会社概要や、求人の要件を理解しきれていないこともある。また、候補者を紹介するWEBサイトが使いづらいことも問題である。人材紹介会社のパフォーマンスが下がるようであれば、せっかくのアウトソースも失敗である。

もうひとつ、実は人材紹介会社にとって脅威なのは、Internal Recruitment Departmentの設立である。大手企業にはすでに存在している会社があるが、ようは自前のリクルーティングスタッフを持つことである。つまり、自社の中に人材紹介部門を持つことが有効なのだ。リクルーティング経験者を採用し、候補者探しを自前でやるケースである。最近は、ジョブサイトと契約すれば、データベースを購入することもできる。年間の採用コストしだいでは、この手法が一番、効率がいいだろう。

以上、中途採用に関するリクルーティング手法のオプションの概略を紹介したが、ここには新聞やジョブサイトへの求人広告掲載に関する説明は割愛した。もちろん、採用企業は、自社WEBサイトにも、求人情報を掲載して、自前でアプローチしてくる候補者にも門戸を広げている。この場合は、コストはゼロになる。

以上から明らかなことは、人材紹介会社が提案しているソリューションは、採用のオプション全体から見れば、ほんの一部の解決法に他ならない。人材紹介会社のサービスのあり方、そして未来像は、今の現状から大きく変わっていくことだろう。

基本的にものごとは合理化の方向に進むものだが、初期の頃は歩みはスローなものだ。しかし、時間を経ると、一気に変化のスピードが加速するものである。僕は、今後もそのタイミングを見極めて、いわばスピードアップの促進剤になり、先見の明をもって波に乗りたいと思っている。

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2008年08月05日

思考停止になっていないか

8月に入り、本格的な夏が到来した。最近、体感温度がぐっと上がっていると思う。一定時間以上、外を歩くと、体調に響くというのは、自分が年をとったということだけではあるまい。

さて、この暑さのせいではないだろうが、最近、世の中の職場が「思考停止」している気がしてならない。業績が下がる一方で、かつ経営者にビジョン、人望、まして能力がない場合は、その会社全体がどんよりと「思考停止」モードに入ってしまっている。

つまり、将来に対する不安は確実に存在し、日々確実にその不安は大きくなっているのだが、その会社の経営者や管理職だけではなく、社員全体的に、何の対策を取れているわけでもなく、いわば流されてしまっているのだ。

そもそも競争力を失い、新たな手を打てているわけではないから、ビジネスそのものが常に目標未達成の状態であり、社員もそれになれていく。どうせ達成できるわけがないというように、ようはわりきり、会社のことはとっくに見放しているのだ。もちろん、中には自分の目標達成に対する意欲がある社員はいることがあるが、会社の力が弱体化しているがゆえに、個人の成績も、じわじわと下降傾向にある。

これは問題である。沈む一方のドロ舟に乗っていることはわかっているが、社員は自らが握り締めているオールをこぐこと以上のことはしない。ばらばらにオールをこぐとどうなるか。ドロ舟が沈むスピードを加速しかねない。

もちろん、ドロ舟の船長には最大の責任がある。ただし、無能な船長の存在に乗客は気づいている場合も多いが、それでも自分のオールだけ握り締め、いわば「思考停止」ている社員が、世の中には増えているように思う。船長を責めたところで、実際のところは意味はない。タイタニック号のように、一気に船が沈む段階になれば、船長もパニックに陥いり、他の乗客と同じように、ひとりの犠牲者になるだけのことだ。無能な上司、経営者等に気づいていても、何もアクションを取れない、つまり「思考停止」状態にある社員は、気の毒であるが、無能な上司と運命共同体である。

人生はとてつもなく長い。数年成功したところで、残りの何十年という年月を惨めに過ごせば、トータルでは大失敗の選択になりかねない。技術革新のスピードが速い時代ではあるが、30年たっても、本質的に変わらないことは何か、そこを見据えて、思考を活発化することが大切である。これからの30年、自分はどう生きていきたいのか。何が自分にとって満足度が高いことなのか。今よりどうなれば、自分はもっと満足するのだろうか。

僕はこう考えている。どんな場合でも、「人」が一番大事。信頼関係を築くこと、仲間意識を保つこと、志を共有してグループで行動すること、ここに成功の鍵があると思っている。「思考停止」はもうやめよう。
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