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心動かす交渉術
小松俊明 著
(ナナブックス)

2009年12月20日

「マイケルジャクソンの真実」を見て

マイケルジャクソン(以下、MJ)が不慮の死を遂げてから、世界の注目はもう一度彼に集中し、これを機会に彼のファンになった人も多いと思います。記録映画「THIS IS IT」も多くの人が見たといいます。私もその口でした。
MJのアルバムをそろえ、車の中でも自宅でも、MJの曲が流れることも多くなりました。そして数々の追悼番組やコンサートの模様を見ました。ファンの間では有名なブカレストのコンサートの模様は、DVDを買って何度も繰り返し見ました。
ただその中で避けてきたものがあります。
それは1993年にMJが巻き込まれた「児童虐待」、そしてその後の2つの大きな訴訟に関するニュースです。その当時、私は海外で仕事をしていて、まだインターネットで日々新しいニュースを日本語でいつでも見れる習慣も根づいておらず、またNHKのニュースと日本の新聞を見ていても、あまり積極的に詳しい報道(特に真実)はしていないように思いました。このため、児童虐待の訴訟があったことは知っていましたが、詳しくはニュースを追っていなかったのです。
今回、追悼番組の中の一つが、当時の弁護士や関係者に取材して、「MJの真実」として情報を整理してくれていたため、それを見ました。(ただ正直、MJのファンとしては、見るのが少し怖い気もしていました。)簡単に内容を要約します。
義理の息子に強い薬を飲ませて洗脳し、児童虐待を受けたと子供に言わせていた非情な相手に対し、訴訟の直前に25億円もの示談金を払ってなぜ解決しようとしたのか。(結局、MJは訴訟に巻き込まれて長い時間をそれに拘束されることを望まず、示談に応じてしまったのですが、のちにMJはその判断を大きく後悔することになります。)
2回目の大きな訴訟は、有名人にたかることで有名だった家族の話でした。子供3名とその母親、MJへのたかりぶりが本当にひどく、裁判の中で明らかにされた多くの矛盾、そしてその結果、MJは完全無罪となります。MJがいかに傷ついたか、その時の映像を見ていて心が痛みましたが、1度目の示談によっておかした大きな失敗が、2度目のたかりを生んだこと、そして世間もそれを面白おかしくスキャンダルとして執拗に報道したこと、また運悪く、大きな野心を持つ検察官と地元警察からも、MJは不当な扱いを受け続けました。
有名人であること、才能があること、金持ちであること、そしておそらく、誰よりも度欲をしていること、ただそれだけです。一方、本人は生身の人間であり、普通の人間よりも繊細な一面を持ちあわせているようにも思います。
生きいく中で、能力が高まること、成功していくこと、豊かになっていくことは、個人差があるにせよ、努力を続ける人が到達する場所であるのだろうと思います。ただ世の中には、常にそうした人たちを食い物にしようとする多くの人たちもいるのだということを、あらためて感じました。
死んだあとになって、マスコミもこうした「MJの真実」を積極的に報道するようになるというのも、これもまた死んだ人を非難するビジネスから、死んだ人をあがめるビジネスに移行しただけなのかと思うと、有名人もつらいのだろうなと思います。

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2009年12月09日

うちの夫はリストラされないか、チェックポイント

「家族に対する感謝の言葉を口にしているか」

例)「いつもシャツをクリーニングに出してくれてありがとう。のりのきいたシャツは気持ちいいね。」 部下や同僚、そして事務、派遣のスタッフにいたるまで、自分の周りにいる立場が下である人たちに対して感謝の気持ちをもっているか、それとも相手をただの小間使いや兵隊と思っているか。日頃、身近にいる家族との接し方を見ているとわかるもの。利害関係がある人にだけ感謝するという態度は感じが悪い。その点、家族はいつも一緒にいるし、いることが当然という面もあり、自分の過去も知っている存在。そんな身近にいる身内に対して、日頃から感謝の気持ちを伝えている夫なら、職場でもたぶん大丈夫

「家族に恩を着せるような言動が目立たないか」

例)「オレが働いているんだぞ。もっと感謝しろよ。」家族の支えがあってこそ、夫も仕事をつづけられているはずであるが、自分が一番苦労していると言わんばかりに家族に対して恩を着せるような発言を繰り返す夫は、職場でも同じような言動が目立つはず。自分が一番貢献している、それは自分のアイディアだ、うまくいったのは自分のおかげだ、というように、自分ひとりで手柄を一人占めする傾向が目立つ。こうした人物が上司である場合、部下のモチベーションは下がり、周りからも信頼されていない可能性が大。

「できる範囲で家事に参加しているか」

家事は繰り返しの作業で地味な仕事が多いが、それがゆえに手伝ってもらえると主婦としてはとてもうれしいもの。自分の仕事ではなくても、手があいたら手伝う姿勢がみられる夫は、職場でも同じような心がけで部下や同僚の仕事を手伝える。自分の仕事じゃないからと言って体が動かない夫は、職場でも自分のやるべきではない仕事だと言って、フットワークが悪い印象を人に与えている可能性が高い。

夫は会社やプライベートの交友関係はあるけれど、子供たちの学校関係や近所の町内会関係の人たちとの付き合いに関しては、妻に任せっぱなし。 時間がある時でも、自分は極力表に出たくないと言って、すべて妻に押しつけている。こういう夫は、会社でも自分が苦手なことは部下におしつけたり、自ら新しい販路や顧客を開拓するなど、表立ってリーダーシップを発揮することは少ない。

「異性にモテるタイプかどうか」

夫はどうも異性との会話が苦手。娘にも嫌われているし、親戚からの評判ももう一つ。同窓会に出ても、同性ばかりでかたまっているという。一方、夫の弟はとても気がよくきくタイプで、異性からの評判も上々。ルックスは夫のほうがはるかにいいと思うが、マメでサービス精神のある弟のほうが、はるかに異性にモテている。職場でも、異性や世代の違う社員、顧客や業者の人との付き合いがいい夫の弟は順調に出世しており、一方、異性の社員との会話も少なく、モテているとはいいがたい夫は、仕事も停滞気味。

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